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明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。  3

 こんばんは、管理人でございます。姉が家に来る前に全てケリをつけようと思ったのに、結局帰ってから準備を始めるという始末。さすがに時間がきついっすわ。

 今回紹介するのは、電撃文庫より刊行されている「明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。」の第3巻。今年の2月に同レーベルからデビューした新人作家のシリーズ第3巻。基本的に、新人賞作家の命運が決まるのってだいたいこの辺りだと思いますけど、果たしてこの作品の行方は…。それと、塔京は一体どこにいったwwww


 ということで、さっそく感想に参ります。今巻の内容としては、前巻ラストの内容を受けて、主人公:秋月 とヒロインである光、彼らの最後の選択を迫られ、痛みを伴いながらも受け入れていく、そんな話。この書き方で何となく分かると思いますが、これが最終巻。2巻読んだ時も「終わりそう」言うてましたけど、それにしてもね…。

 二心同体のまま生活を続ける中で、唐突に提示された たった一つの、しかし残酷な条件。それを裏付けるかのように現れるのは、秋月たちと同じ境遇の人物。確かに今までの経緯を考えると、同じ境遇の人間が他にいても何らおかしくはないとは思いますが、同時に中々えぐいものでしたね。秋月と光の関係は、ある意味秋月にとっての救いであり、人生を変えるきっかけになっていましたが、全員が全員必ずしもそういうわけでもなく、今回出てきた二人は見方を変えれば悲劇でしかありません。それ故に、二人は互いに傷つき、すれ違い、本心を伝えきれない…隣り合ってるのに決して触れ合うことができない関係性の切なさが演出されていたと思います。特に、見ず知らずの関係ではない上に、間接的に片割れの死に関わってるとなると…。そりゃ、心も閉ざしたくなりますわ。

 そして、いよいよ迎えた運命の日。お互いにお互いのことを想って嘘をつき、読みあいの果てに待っていた結末がこれというのが、分かってはいても泣けました。秋月の嘘が、思い返せばかなり嘘くさい・こじつけ感満載なのはともかくとして、それを看破した上で全ての対策と心の準備を終えていた光が本当罪なキャラでしたね。まさか、タイトルがまんま光の心境をそのまま示していて、それが分かるのがすべて終わった後とは。結局、彼女は最初からこの結果を見越していたのではと、そういう風にもとれます。だからこそ、後に残る秋月へたくさんのものを与え、自分が消えた後、代わりに助けになるように味方を作った。もちろん、自分が楽しむためというのもあるかと思いますけどw それでも、元々が決して強い人間でなく、どちらかといえば弱いはずの彼女がここまで強くなれた、少なくとも強くあろうと振る舞えたのは、単にその辺の事情が関わっていたのではないでしょうか。

 そんな中で、迎えたラストシーン。わずかに匂わす形で終わりましたけど、あのシーンの続きがあるのであれば、幸せな話へと繋がってほしいなと切に思える、素晴らしいラストでした。その話が出てくる時点で、作中ではかなり時間がたっていて、丁度忘れかけた頃に懐かしいものを見つけた…ベタですけど、不意打ちがやばかったです。それでいて、彼女と過ごした時間の中で得たものが今なお生きていて、あるキャラは悲しみを乗り越えて前を向いて先を歩み続けている、そういう時間経過の使い方が上手かったです。


 とまあ、こんな感じですかね。後半の、明らかに詰め込んでバッサバッサとイベントぶった切ったかのようなダイジェスト展開はちょっともったいないところですが、それ以外の部分は納得の出来。今年発表された作品では、おそらくトップ3に入るくらい上手い。毎回言ってますけど、ここまでヒロインを徹底的に出さないで、ヒロインの魅力を伝えられるのがすごいです。最後の最後には、思わぬところで影響力及ぼしていたのも発覚し、本当彼女の姿がいろんなところで生きてるなと感じずにいられませんでした。
 もし、作者の新作が出るなら、多分作者買いで期待してもいい、それくらい将来性を感じさせる作品でした。

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