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終わる世界のアルバム

 こんばんは、管理人でございます。完全私事ですが、今回のチョイスは何かカードを切ったという印象。そして、それ以上にどうまとめるかが未だに難航してると言うw

 今回紹介するのは、アスキーメディアワークスより刊行されている「終わる世界のアルバム」という作品。作者は、「さよならピアノソナタ」「神様のメモ帳」でお馴染みの杉井光さん。杉井さんと言えば、同じくアスキーメディアワークスのレーベル「電撃文庫」を中心に、様々なレーベルを渡り歩いているライトノベル作家の方ですが、本作はハードカバーで且つ一般向け(?)という扱いとなっております。もっとも、近年はメディアワークス文庫という準一般向けレーベルが出来て、そちらからも作品を発表してるので、必ずしもライトノベル専門とは言えないですけど。


 さて、さっそく感想に参りたいと思います。今作品の概要としては、人の死=痕跡や記憶の消去であり、前触れなくやってくる世界で、「写真に残す」という形で例外的に記憶に留める主人公マコトと、そんな彼の前に唐突に現れた少女奈月を中心にして描かれる、喪失と消失の物語と言った感じ。杉井さんの作品はガガガ文庫から出た「花咲けるエリアルフォース」という作品しか読んだことがないのですが、ある種それと近い雰囲気を感じましたね。向こうは、桜の散る描写に命を散らせるというのをかけていますと考えられますが、こちらは冬の冷たさと世界の情勢に寂しさや喪失感を反映していて、描き方は若干変えていますがほぼ同じ類のジャンルと見ていいですかね。あと、主人公の鈍感さは安定の杉井クオリティと追記w

 この作品の大きなポイントとなるのは、やはりマコトの心情ですね。先述の通り、「写真に残す」という形で消えていった人に対する記憶を有する彼ですが、淡々と記録を残しているのとは裏腹にボディーブローを喰らうかのごとくじわじわとダメージを受けている様子が、見てみて本当に辛くなりました。そもそも、彼が作中のような行動を取るようになったあらましにしても、そのようなスタンスを取っていたが故にどうにもできなかった近しい人との別れにしても、彼が自分が思っているほどに強い人間じゃないと思わせるには十分であり、ただの子供だという事実を突き付けられた気がします。あくまでも浮世離れしてない、等身大に近い少年の心情描写が本当に秀逸でした。
 そしてもう一つ、ヒロインの奈月についてですが、これは途中である程度予想できましたが、最終的に、彼女があのようなことになったのまでは予想できませんでした。果たしてこれが彼女にとって、はたまたマコトにとって良いことだったのか、私には判断しかねるところですが、正直それはそれでいい気がしました。というのも、これは多分絶対的な答えは出ないでしょうし、作品の雰囲気的にもそれがふさわしいと思えたため。ほとんど物語に絡めた話をしてないので、何のことかは分からないと思いますが、こればっかりは読んでみてくださいとしか・・・。


 とまあ、こんな感じですか。思い入れが強いと、かえって文章化が難しくなるというのはよく聞く話ですが、現在進行形でそうなっててちょっと悔しい思いをしてます。なら、こんなこと書いてないで書き直せよとか言われそうですが、多分今の状況で書き直してもあまり大差ないので、あえてこのまま残しておこうと思います。もしかすると、別の機会に書き直すかもしれませんが・・・。
 そして、作品の話に戻りますが、作品の雰囲気と言い、作品に合わせた淡々とした描写と言い、全てにおいて自分の中のストライクだったので、かなり楽しく読めました。とは言っても、上の文章がかなりのgdgdぷりを呈しているので、出来れば何も言わずに読んでいただけるのが吉かなと。その上で、色々と感じてほしい、そんな作品でした。


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